用語集

水頭症に関する用語集

カテーテル
髄液を迂回または排出するために使用するシリコン製のチューブです。

交通性水頭症
脳室の循環には問題がなく、髄液の過剰な産生や脳表循環路・髄液吸収に問題があって生じる水頭症のこと。

後天性水頭症
原因が生まれたあとにおこった水頭症のこと。

失禁
排尿を自制できない状況のこと。

シャント器具
髄液を直接身体の一部から他の部分に人工的に移すのに使用する埋込み式の医療器械です。シャントは通常シリコンでできた"カテーテル"と、流す髄液の量を調整する"バルブ"、一時的に髄液を貯留する"リザーバー"から構成され、身体の一部から他の部分に髄液を迂回させます。

心房
心臓内部にある上部の小さな部屋。

髄液
脳と脊髄をおおっている水様液体で脳室腔とくも膜下腔を循環しています。CSF、脳脊髄液と呼ばれることもあります。

水頭症
脳室内や髄液循環路の髄液が過剰に溜まった状態。髄液の産生量が吸収量を上回ったとき、または髄液循環路の流れが閉塞されたとき、この状態になります。そのため頭蓋内の髄液と圧力が過剰になります。

髄膜炎
脳・脊髄をおおう保護膜(髄膜)の感染状態のこと。

先天性水頭症
出生時すでに存在する障害に起因する水頭症のこと。

頭蓋
脳を取り囲む骨組織。

頭蓋内圧(脳圧)
頭蓋内の圧力。

特発性正常圧水頭症
Idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus: iNPH
頭蓋内圧が正常範囲にもかかわらず脳室拡大がみられ、歩行障害や認知症、尿失禁といった症状を呈する原因が特定できない高齢者の水頭症。

尿失禁
失禁になる状態または状況。排尿を自制できません。

認知症
健忘症や無感動など、日常生活機能の顕著な低下が現れる精神退化状態のこと。

脳室
髄液が産生される脳内の4腔で側脳室(両側)、第3脳室(正中)、第4脳室(正中)があり、くも膜下腔につながっています。

脳脊髄液(CSF)
脳と脊髄をおおっている水様液体で脳室腔とくも膜下腔を循環しています。

バルブ
脳の過剰髄液を一方向に排出調整する圧規制弁または髄液流抵抗弁のことで。固定式と圧可変式があります。

非交通性水頭症
脳室腔の髄液循環路の閉塞によって脳室内髄液の貯留に起因する水頭症。

腹腔
腹部器官、つまり腹部を保持する腔。

歩行障害
歩行に関する異常で自制不能な状態。

MRI(エム・アール・アイ)
磁気を用いて脳の性質を診断し、脳脊髄の構造を詳しく知る画像診断法。一般的にX-CT 以上に細かな診断ができます。

X-CT(エックスシー・ティー)
レントゲン線を使って、頭の中の構造を断面であらわした写真です。レントゲンCT とも呼びます。

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[2008.09.22 更新]